1960年以前に生まれた世代と,1970年以降に生まれた世代の決定的な違いは「見栄の有無」.
当然,見栄があるのは1960年以前に生まれた世代の方.
彼ら彼女らの見栄のおかげで戦後の日本は高度経済成長を果たし,バブル景気に至るまでの好況が達成された.
1970年生まれ以降の世代では,「見栄」という言葉自体が死語になりつつある.
その年初めての鰹というだけで「女房を質に入れてでも」食べたい,などという類いの感覚はまず持ち合わせていない.
正確には,見栄が完全になくなったわけではない.
その世代でも,見栄を張りたい気持ち自体は残っている.
ただ,見栄のために「死に物狂いで頑張る」ことをしなくなった.
「見栄を張らない」とは「打たれ弱さ」の別の表現とも言える.
どちらがいいのかはわからない.
それでも,お互い,相手世代のことが理解しあえていない状況であるのは理解できる.
商品のマーケティング手法や,政府の施策,及びそれらに対する反応を眺めていれば,その断絶感がよくわかる.
この現象も,どちらがどちらを育てた結果であるかを考えれば,非常に面白い.
必然の一種.
なお,その中間の世代は移行期.
2012年10月14日日曜日
2012年8月12日日曜日
2012年7月31日火曜日
2012年4月29日日曜日
2012年4月8日日曜日
2012年3月2日金曜日
2011年11月14日月曜日
夜勤の医者?
夜勤の医者なんてまずいない.
では,真夜中に救急車で病院に運ばれたとき,出てくる医者は何なのか.
99%「当直/宿直」の医者である.
「当直/宿直」の医者とは何なのか?
それが平日の夜であれば,昼間の通常勤務をしたあと,引き続き病院に残っている医者である.
それが平日の前夜であれば,当直/宿直が終わったあと,引き続き昼間の通常勤務をする医者である.
つまり通常勤務の合間にするのが「当直/宿直」.
休日の日中に出てくる医者も同じ.
普通,夜や休日に当直/宿直でいくら診療しようが,後日「代休」はない.
正式な「勤務」ではないから.
医者は,疲れ果てた頭で夜の診療をし,睡眠不足の頭で当直翌日の診療をする.
患者は,疲れ果てた頭の医者に夜の診療をされ,睡眠不足の頭の医者に当直翌日の診療をされる.
それが日本の医療の「当たり前」.
ラクかどうかは別にして,看護師は違う.
夜に救急外来で相手してくれるのは,だいたい「夜勤」の看護師.
2交代か,3交代の「夜勤」.
「夜勤」なら,朝が来ればサヨナラできるし,させなければならない.
さらに医療保険の方で「看護師の夜勤は最長月72時間」と決まっている.
もっとも,小さな病院では「当直/宿直」の看護師のこともある.
法律上はどうか.
医療法によると「病院」とは20人以上入院させられる医療機関のことで,「診療所」とは入院できないか19人以下のベッドしかない医療機関のこと.
同法第16条では「管理者は,病院に医師を宿直させなければならない」とある.
365日・24時間,「病院」であれば必ず医者が1人以上いるようにしろ,ということ.
「診療所」ならばその義務はない.
とりあえず事実の提示.
2011年10月9日日曜日
2011年9月12日月曜日
2011年8月12日金曜日
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