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ラベル 語学 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2010年5月21日金曜日

たいくつな会議・講義・説教での時間のつぶし方

頭の中で同時通訳をしてみる.

別に外国語でなくてよい.
自分のなじみの方言でもいい.
誰かの口調に変換するのでもよい.
別の単語・表現に置き換えながら,同じ内容にするのでもよい.
そっくりそのままオウム返しにまねるのだって,やってみると意外にむずかしい.

【関連エントリ】
半分話: 働く/勉強する意義がわからないとき
半分話: 図表・参照番号・注付きの文章を読むとき(紙限定)

2010年2月19日金曜日

外国語学習のすすめ4

語学の習得だけのために外国に行く必要はない.

語学留学したところで,勉強せずに上達することはありえない.
留学して達者に外国語を操るようになって帰ってくるヤツは,間違いなく向こうでも必死の思いで勉強している.
外国に何ヶ月いようが,何年いようが,勉強していないヤツはいつまで経っても上達しない.
発音も,文法も,語彙レベルも.
TVに出ている外国人タレントを見ればわかる.
来日してからの年数と日本語の能力は比例しない.

日本国内の語学学校も同じ.
週に何時間かの「ネイティブ」との会話だけで何かが変わるわけがない.
どの学校でも,予習と復習のノルマがたらふく出るはずだ.

語学留学しないと得られないものは,友人と現地生活.
それだけのためなら,別に「語学」留学でなくてよい.

語学を学ぶ「だけ」なら,日本にいたままで充分.
参考書の類は巷にあふれ返っているし,インターネットにさえつながっていれば,ほとんど無料で無尽蔵の生の文章,音声,動画に触れることができる.
今,身の回りにあるものの他に必要なものは,若干の好奇心とどちらかの足を一歩踏み出すこと.
ただ,それだけ.

【関連エントリ】
半分話: 外国語学習のすすめ1
半分話: 外国語学習のすすめ2
半分話: 外国語学習のすすめ3
半分話: 始め方
半分話: たいくつな会議・講義・説教での時間のつぶし方

2010年2月18日木曜日

外国語学習のすすめ3

言語:世界の切り取り方のクセに関する壮大な体系

クセならば,それを習得するには「慣れる」のが一番手っ取り早い.
難しいと言われる日本語だって,幼稚園児でも文法的に正しい日本語を使える.
世界を日本語で認識するのに「慣れて」いるからに他ならない.

数年前のNHKラジオ・ハングル講座で,少し不規則な読み方をする文字について,講師の小倉紀蔵先生がよく「読みクセです」と説明していた.
それなりの本を読めば,いろいろと「不規則発音の規則」が書かれてある.
それを一言「読みクセ」で済ましてしまうのはどうか,とも思ったが,考えてみればそんなものは「クセ」以上でも以下でもない.
「そうか,韓国人はこう発音するのがしっくりくるのか」と捉えればよいだけの話.
そしてそれは発音に限らず,韓国語に限らず,言語というもの全てに通じる考え方.

「言語習得は慣れ」だと言うと,外国語をゼロから習得するには「慣れる」ためにひたすら聞き続ければ,読み続ければいい的な意見が出てくるが,それは少し違うと考えている.
できるにはできるだろうが,物心ついた人がやるには,はなはだ非効率的である.
全くのゼロから対象言語「だけ」を聞き続けても,得られるものは極めて乏しい.
洋楽ばかり聞き流していても英語ができるようにはならないものだ.

ある程度母国語といえるものを身に付けた人であれば,少なくとも初期の段階では「母国語→外国語」の過程を踏むのが望ましい.
「外国語→母国語」ではない.
「日本語で『花』というモノを英語では"flower"と呼ぶのか!」である.
母国語の単語一つ一つは既に私たちの心の中に「確かなイメージ」を伴って格納されてある.
「母国語→外国語」は「モノそのもの→外国語」に等しい.
天井のランプを交換するとき,脚立がぐらぐらではランプに手が届かない.
しっかりした脚立に乗って初めて,安心してランプに手を伸ばせるのだ.

「外国語→母国語」は次の段階.

【関連エントリ】
半分話: 外国語学習のすすめ1
半分話: 外国語学習のすすめ2
半分話: 外国語学習のすすめ4

2010年2月17日水曜日

外国語学習のすすめ2

奥が深いが,全く知らない外国語でも1分間かじっただけで何かを得られる.

1分間あれば,「ありがとう」か「こんにちは」ぐらいは憶えられるだろう.
カンのいい人なら「ごめんなさい」も合わせて3つ憶えられるかもしれない.

そのくせ,極めようとすれば途方もない行く手が待っている.
ブログ主だって,いまだに母国語の日本語すらおぼつかない.

音楽やスポーツだとこうはいかない.
音を出すだけ,基本動作を学ぶだけで何ヶ月もかかったり,逆に簡単にとっつけるかわり,すぐ上達してしまってやることがなくなったりする.

それに何より,外国語を学ぶことは自分のためにも他人のためにも役に立つ.
趣味と実益を兼ねた最高のヒマつぶしの一つ.

【関連エントリ】
半分話: 外国語学習のすすめ1
半分話: 外国語学習のすすめ3
半分話: 外国語学習のすすめ4

2010年2月16日火曜日

外国語学習のすすめ1

日本語を母国語とする日本在住日本人ほど外国語学習に向いた人はない.


大きな本屋やネット書店を覗けば,母国語で書かれたありとあらゆる言語の参考書が手に入る.
それも小遣い+α程度で.

漢字の知識はある.
アルファベットも読める.
欧州語を母国語とする人たちが日本語や中国語を習得しようとするときに感じる絶望感など,私たちには無縁だ.

発音にしても,ちょっと工夫すればかなり融通が利く.
「英語の」発音が悪い,と言われるのは,ただひたすら中学・高校の英語教師の教え方がマズかっただけである.
発音ぐらい何歳からでも身につく.

動詞などが「活用」することにも驚かない.
名詞だろうと,形容詞だろうと,人の名前だろうと何でもかんでも活用する言語があるかわり,中国語のように全く何も活用しない言語もまた数多い.


話を少しそらす.

江戸や明治のころだって語学の達人はいくらでもいた.
それなのに6年間の中等教育がほぼ100%果たされ,モノも情報もたやすく手に入る平成の御代になってすら,日本語以外で買い物もできない人が圧倒的大多数なんてちゃんちゃらおかしい.
どう考えても,諸悪の根源は中等教育である.
「外国語は苦手」という先入観を植え付けることにのみ特化していると断言してよい.

今の中等教育の体系をそのままにして,小学校から英語をやろうが,幼稚園からラテン語をやろうが無駄である.
子どもは憶えるのが早いが,忘れるのもまた早い.
一度嫌いになれば,それまでの成果は全て水泡に帰す.

知らないことを知り,できなかったことができるようになるのは楽しいのだ.
その喜びを全ての学生に与えられない教師は,千人に一人の秀才を育てようとその犯した罪は贖われない.
万死に値する.


「日本人は外国語が苦手」というのは作られた嘘である.
百歩譲って「『英語』が苦手」というのを認めたとしても.

【関連エントリ】
半分話: 始め方
半分話: 外国語学習のすすめ2
半分話: 外国語学習のすすめ3
半分話: 外国語学習のすすめ4
半分話: "L"と"R"の発音
半分話: "F"と"V"の発音
半分話: "TH"の発音

2010年2月11日木曜日

"L"と"R"の発音

"L"は,「タ」や「ナ」の舌先の位置で出す「ラ行」.

日本語の「ラ行」は少し舌先が奥.
舌先をできるだけ前,上の前歯の裏あたりまで持ってきて音を出す.

不思議と"L"の音は欧州語でほぼ共通.
そのかわり,"R"はまるでてんでんばらばら.
逆に言うと,彼らにとって外国人の発音なら,"L"の音以外の「ラ行」はみな"R"として認識してくれるようでもある.
フランス人に対しては微妙かもしれないけれど.

英語の"R"についてだけ言えば,舌先をどこにも付けないで奥から一気に前まで移動させるときに出す,はっきりしない「ラ行」.


【関連エントリ】
半分話: "F"と"V"の発音
半分話: "TH"の発音
半分話: 外国語学習のすすめ1

2010年2月7日日曜日

"F"と"V"の発音

"F"は,上の前歯の相手が下の前歯ではなく,下唇で出す「サ行」

「ファ行」では絶対に聞こえない,どこかしら「サ行」っぽい音が聞こえる.
「ファ行」とは似ても似つかない音(のよう)なので,「ファ行」で代用していては,まず聴き取ってもらえない(ようだ).

ちなみに上下を入れ替えて

下の前歯の相手が上の前歯ではなく,上唇で出す「サ行」

でも同じ類いの音が出せる.
ただし,発音するときに間抜けな顔になるせいか,このやり方で”F”の音を発音する言語を知らない.

この音—無声唇歯摩擦音(むせい・しんし・まさつおん)—は,欧州語以外にも他の多くの言語で使われる.
例えば中国語やアラビア語など.
隣の韓国・朝鮮語では使わない.


(英語の)"V"の音は,これを濁らせればよい.

アルファベットの"F"はだいたいどの欧州語でも同じ音だが,"V"は言語によって"F"と同じ音だったり,(英語の)"W"と同じだったり,果ては"B"と区別しなかったりといろいろ.

また,"F"の音があっても"V"の音を使わない言語もある.
先ほどの中国語やアラビア語がそう.

【関連エントリ】
半分話: "L"と"R"の発音
半分話: "TH"の発音
半分話: 外国語学習のすすめ1

2010年2月5日金曜日

"TH"の発音

舌先を上の前歯の裏に付けて,少しむりやり気味に出すサ行・ザ行.

べつに舌を噛もうとしなくてよい.
舌先は勝手に歯の隙間から顔を出す.
発音しにくいが,口を開けたままでも音は出せる.

舌先を下の前歯の裏に付けて出す普通のサ行を「下のサ」とすれば,「上のサ」とでも言えるかもしれない.

この音—歯摩擦音(は・まさつおん)—を持つ言語の数はそれほど多くない.
英語,スペイン語,アラビア語,アイスランド語,スワヒリ語など.
フランス語,ドイツ語,ロシア語,中国語,韓国・朝鮮語などでは使わない音.
ただ,話者数としては国連公用語の英語,スペイン語,アラビア語だけで相当な数に上る.
発音できるのに越したことはない.

【関連エントリ】
半分話: "L"と"R"の発音
半分話: "F"と"V"の発音
半分話: 外国語学習のすすめ1