議員・首長になろうとする人たち:一般人の感覚はまず持ち合わせていない.
一般人は,自分の名前を拡声器で連呼したり,自分の顔写真入りポスターを街中に貼りまくったりすることに,ふつう耐えられない.
自治会やPTAや生徒会の選挙を考えてみるまでもなかろう.
ああいうのに喜んで立候補する,というだけで,彼らがふつうの人々とは違う「選ばれた人たち」であることがわかる.
通常のメンタリティの持ち主ではない.
候補者の時点で,相当数は正式に「自己愛性人格障害」の診断が下せるはずだ.
いったい,そのような人たちから選ばれた個人/集団が母集団を代表していると言えるのか.
クジで選ばれた人が判決を下す裁判員制度も導入されたことだし,そろそろ現行の間接民主主義そのものを見直す時期に来ている.