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2010年5月25日火曜日

露出計が壊れたカメラ

フィルムの箱に書いてあるとおりの露出で撮ればいい.

昼に直射日光の当たっているところを撮るなら,もっと簡単.
世界中どこでも「感度分の16」.

つまり,ISO100なら「シャッタースピード(SS)100,絞り16」.
最近のカメラに「SS100」というのはあまりないから「SS125」にして,そのぶん絞りを半段開ける.
ISO400なら「SS400,絞り16」とか「SS500,絞り11と16の間」.

露出は撮りたいものがどんな光の中にあるか,で決まる.
基本はぜんぜん難しくない.

別に露出計がきちんと動いていたって,デジカメだって上の通りでかまわない.
だまされたと思って,晴れた日に「感度分の16」で撮ってみればいい.
「映画の色」で写っているはず.
リバーサルフィルムだとなお,いい.
段階露出などする必要はない.


なお「感度分の16」は写真家の渡部さとる氏からの受け売り.

氏のサイトは
 ↓
studio monochrome on the web
http://www.satorw.com/

氏の本なら↓がおすすめ.

旅するカメラ〈2〉
http://www.amazon.co.jp/dp/4777901505


今なら,まだフィルムが手に入る.
それなりの値段で,現像・プリントもしてくれる.
35mmでもブローニィでも,大判でも.
カメラ屋の片隅に二束三文で転がっている,露出計の壊れたフィルムカメラで遊べるのも今のうち.

3年先は,読めない.

【関連エントリ】
半分話: 不思議な映画