2020年3月21日現在の日本において、新型コロナウイルスに関して行政がこれから行うべき検査は「定点観測」である
今、どこでどういうふうに感染者の密度が分布しているのか
そのデータなしに往来制限とか笑止
社会活動の制限は根拠のあるものに限るべきである
感染者数と感染「確認」者数は天と地ほども違う
潜伏期間が長く、感染しても無症状の者が半数に上ろうかという新型コロナウイルスではなおさら
巨大都市の東京や、未だに患者が「確認」されてない県の状況も信用できない
インフルエンザと考え方は同じ
検査体制が整ってきつつある今からなら技術的に可能であろう
抗体検査も可能になったようだから、IgM（直近感染）・IgG（過去の感染）も調べられる
広く推測されていることだが、年末年始にかけて新型コロナウイルスにすでに感染していて免疫を付けた日本人が相当数いるために、諸外国に比べればまだ穏やかな広がり方である可能性だってあるのだ
ただし現在の「指定感染症」からは何らかの形で外しておく必要はある
希望的観測ではあるが、今月中にはそこそこの効果を持った治療法もほぼ確立される見通しを持っている
脅威は医学的なものよりも社会・経済的なものへと移りつつある
繰り返すが、社会活動の制限は根拠のあるものに限るべきである
